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2010年 04月 24日

高和会 講演会開催

4月17日(土) 瑞泉寺 虎の間
 演題
 『井波別院 瑞泉寺 本堂 修復工事から知る、
                  復原工事の精神と取り組む姿勢』

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 瑞泉寺・虎の間において、高和会主催の講演会が開催されました。
 講師は山本博之氏。昨年からの瑞泉寺本堂の床下修復工事を中心に、氏が設計管理された那谷寺三重塔の保存修理など、修復工事から知る復元工事の精神と、取り組む姿勢に至るまでの話を聞きました。

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 演題は一見むずかしそうですが、小松在住の一級建築士・山本博之さんが、情感たっぷりにわかりやすくお話されました。

話の内容
 伏木の勝興寺にもびっくりしたが、ここ瑞泉寺にまた驚いた。
※古材は1本でも多く残す。その精神が文化財を護る。

※瑞泉寺の山門は、三間三戸の二重門構造形式である。
 山門の屋根が上下に二つ、柱と柱の間が三つの扉でできている

※昔は各家々に「五職」がいた。
 大工・建具・屋根・畳・庭職人を言うが、彼らはその家の子供の躾にも貢献していた。

※宮大工の棟梁たるものはは五意に達者であること
 五意とは 一、式尺の墨がね・・・・木割
       二、算合・・・・・・・・・・・墨付けの計算
       三、手仕事・・・・・・・・・現場での運営
       四、絵様・・・・・・・・・・・彫刻の下絵の知識と絵心
       五、彫物・・・・・・・・・・・彫刻家としての技術

 ※大切なことは、事の起こりを知ること。元はどういうふうだったか、
  誰が見ても不思議じゃないふうに映ることが大事。
 ※本物の知識を身につけ応用する。
 
 「歴史を知りたい」というブームの中で坂本竜馬ほどに瑞泉寺も流行るのでは。がんばってください!とのエールをいただきました。

  講演を終えた帰り道、あらためて見上げた瑞泉寺と山門はすばらしく立派でした。
  熟練職人さんから新入社員まで大変有意義なひとときを過ごしました。
  山本先生、高和会のみなさんありがとうございました。


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by masa-pk | 2010-04-24 11:32